所属 : 大阪営業所
氏名 : 杉良貴さん
取得期間: 子の出生日から2か月間、約1か月間の職場復帰を挟んでその後約10か月間
ジャスト育児休業取得者通算: 21人目
育児休業は労働者の当然の権利であり、取得して当然のものである。
妻の心身の健康の為でもあるが、私自身も子育てをしたかったし、すべきだと思った。
仕事はいつでもできるが子供の成長は一回限りであり見逃したくなかった。
喜ばれたがそれ以上に職場復帰後の立場を心配された。
育休を取得すると上司に伝えた際は快く受け入れてもらえて非常にありがたかった。同僚からも特に嫌な顔はされなかった。
自分が担当している仕事は育休前に全て終わらせ、必要な引継ぎも全て行った。
厳密に決めたわけではないが、私と妻で担当する家事について話し合った。
沐浴のやり方やオムツの換え方、着替えの方法などは両親学級に行って学んだ。
初めての育児でわからないことだらけだったが、夫婦二人で協力してできたため、多少余裕はあった。
お互いの睡眠時間を確保するため、一時期夜は私が起きて子供の面倒を見て、朝になったら妻と交代する方法を試してみたりした。
オムツ交換は積極的に自分でやった。
現場に出る以上限界はあるが、可能な限り育児優先で働きたい。
そのため業務の時間配分であったり、リモートを有効に活用して直行直帰を多くしたい。
育児休業は絶対に取った方が良い。 初めての育児でも二人であれば乗り切れるが、一人だと産後鬱になってもおかしくない。
子供が泣き止まない時は本当にきつい。でもそれ以上に子供は可愛いし育児は楽しい。
生後2か月くらいで笑うようになったときはとても嬉しかった。
二人目ができた場合は必ずまた取得する。むしろ二人目の時の方が育休は必要になるだろうと確信した。
今の時代育休は取得して当然の権利です。
自分が抜けた穴をどうやって埋めるのかだとか、業務が回らなくなるだとか、そういったことは上司や管理職・経営層が考えることであって一労働者である我々が気にすることではありません。
私が育休を一年取得したことで前例もできました。「育休をとってもいいですか」ではなく「育休をとります」と伝えましょう。 積極的に育休を取得しましょう。
それが家族の為、会社の為、社会の為にもなるはずです。
大阪営業所 試験検査グループでの男性育休取得は初めてでした。
1年近くという期間でしたが、早い時期に取得したいと聞いていたので業務量の調整が出来ました。
二人目が産まれる時にも育休を取得して前例を作っていってもらえれば今後若手社員も育休を取得しやすくなると思います。
今後は育児と仕事を両立して頑張って下さい。